グランドルーム®拝見
「我が家の地下室」
FG’s地下室G[グランドルーム]オーナー様への
インタービューと共にご自慢の地下室をご紹介します
輸入住宅フローレンスガーデンの顧客サービス担当者が、FG’s地下室グランドルーム®のオーナー様宅を訪ね、こだわりの地下・地下室を取材してご紹介させて頂くグランドルーム®拝見『わが家の地下室』。
今回は横浜市青葉区にお住まいのT様邸を訪ねました。
3階建てが建てられない!けど地下室なら・・
地下ホームシアター兼書斎はまさに男の隠れ家
スクリーンを収納すると大型液晶TVが現れる
普段は病院で勤務されているご主人は、ご自宅で執筆もなさる関係でパソコンのキーを叩くことも多いとあって、新築の際には“静かなところで仕事ができる空間”を第一にお求めになりました。
計画当初は3階建て住宅を検討し、書斎を設ける予定だったのですが、調べてみると “3階建てが建てられない”居住地域であることが分かったそうです。
そこで、上がダメなら下に・・・「地下室なら騒音が限りなく少なく仕事がはかどるんじゃないか、それにおもしろそうだ」とフローレンスガーデンの扉を叩かれました。
地下室付き住宅の施工実績が豊富なフローレンスガーデンで、ご自身の理想に近く満足のいく計画になりそうだと見通しが立った時、ご主人はふと我に返られました。新築する家は“家族が住む家”だと。地下は分かったが、1F・2Fの居住空間はどうなんだろうか?地下室だけでは、“住まいではない”と・・・。「我が家は2世帯住宅のため、やはり親が住みにくい家にはしたくはないし、それに我々も変に妥協はしたくはないし。毎日がプランで頭がいっぱいでした。」とご主人。
耳慣れない2×6工法・・現場見学会が決め手に
当初は柱のある家しか想像ができず、なかなかフローレンスガーデンの2×6(ツーバイシックス)工法(枠組壁工法)を理解するのに苦しんだそうです。
そこでインターネットや知人からの情報から、2×6工法をお調べになり、いろいろと調べるうちに2×6工法は"強い"・"高気密・高断熱"だという事が明らかになってきました。そして、友人の「断熱材が多く入るからいいんだよね」と言う言葉と、現場見学会にて実際にフローレンスガーデンオーナーを訪問、住んでいる生の声を聞けたことが決め手となりました。
そうしてやっと1、2階にも納得し、本格的に間取りやコーディネートに入ったそうです。
本格ホームシアターで映画館以上の音響を楽しむ
映画館を貸しきったような臨場感と優越感
天井には埋め込みスピーカーが
スクリーン収納部
「せっかく家を建てるなら、」とご主人。
「静かな部屋で仕事がしたいですし、男ですから多少の贅沢もしたい。働いたお金で至福のひと時得る事で、もっとがんばろうと思えるんです。」
そしてその言葉通り、家族が住む家+シアタールーム兼書斎というプランニングが開始されました。
本格的なホームシアターの計画には、既にフローレンスガーデンのオーナーでもあるインストーラーが紹介され、ホームシアターを作るなら石膏ボードを2重だよ・・・配線は最初にし、裸で見えないように計画しないと・・・等々ひとつひとつ的確なアドバイスをもらい、安心して計画を進めることが出来たそうです。
コンクリートの基礎だと音は外には漏れませんが、中での反響が否めず家具等の配置で多少はコントロールできますが、やはり吸音処置をどうクリアできるかが課題となりました。結局完成後にどうせここまでシアタールームを充実させたのだから、吸音工事を考えているときに、偶然、我が家のウッドデッキ工事を行った業者が、デッキの点検に来ていたときに、何気なく吸音について話しをしたところ、何とその業者が東宝シネマを始めとする数々の映画館の吸音工事を行っていたのです。トントン拍子で話しが決まり、財布とも相談し業者にも相当勉強をしてもらい工事を依頼しましたとご主人。
「後付け工事ですが、出来合いの材料を張り合わせたのと違い、すべてオーダーメイドのため、誰一人として後付けと気がつかないくらいの出来栄えでした。そして肝心の吸音工事後、まず感じたことは話し声が、実にピュアになっていることに驚きました。さらに、音楽を聴いてみるとスピーカーが気持ちよく音を出しており、今までの音とは全く異なった音響に変わっていました。まさに恐るべし吸音材だと思いました。」実は取材時に僕もその音響を体感させて頂いたのですが、映画館以上の臨場感!そしてプライベートシアターのような、えもいわれぬ優越感を感じました。心地よさと贅沢さは心を元気にしてくれるようです。
また、これからホームシアターを作る人へ「ホームシアターを作るには、あとあと仕上げるにしても、配線だけは先に計画をしていたほうがよいですよ!!」とご主人からアドバイスをいただきました。
最後にご主人から「家作りの基本は、スタイルも大事ですが、やはり住み心地だと思います。実は今の家を建てる前に元々、親が建てた家がありまして、今回2世帯にするということで、解体の運びになったわけです。しかし、昔の思い出が全部なくなるということは、親が気の毒だと思い何か新しい家でも再利用できそうなものはないかと考えた末、親が気に入っていた床柱と欄間を再利用できないものか、大工の親方に相談をしました。昔と今では部材も異なるため相当苦労したとは思いますが、見事に完成したときは感動を覚えました。また、工事中にこれも大変関心しましたが、現場の職人さんが皆愛想がよく、質問をすれば非常に丁寧に説明をしてくれ、職人さんと会うことが楽しみでした。家は完成するまでも大変ですが、むしろ完成後の方が長い付き合いになるわけです。家が完成してから半年が経過しましたが、アフターメンテナンスの方も非常に丁寧な対応で、少々無理なことを依頼しても迅速に対応してくれます。家族共々、フローレンスガーデンで家を建てて本当によかったと思っています。」
ホームシアターとして、オーディオルームとして、書斎として・・・
PCへ向かうご主人
優美に泳ぐクラゲに癒される
リクライニングソファーで映画を満喫
こうして、理想のプライベートルームを地下室で実現したご主人。
「僕の仕事には地下室がマッチングしたんです。執筆という仕事をする上では発想力が重要ですから、ゆとりがないとはかどりません。」との事。
目下の楽しみは、
- 静かなクラシック音楽をききながら原稿を書く
- 深いリクライニングソファーで映画を満喫する
- クラゲの観賞(本物そっくりの人工クラゲ)
の3つとの事でした。
最後に、地下室で気になる湿気について聞いてみました。―湿気はどうですか?
「もちろん除湿機を使っていますが、地下室だからではなく、湿気についてはある程度は、気をつけることは当たり前だと思っています。」
「また暑い日などは、地下室はほんのりヒンヤリしている感じで最高です。また、冬は暖房のスイッチを入れた日は2日間しかありませんでした。それだけ寒くないんです。」とご主人。
「でも、グランドルームの良さは住んでみないとわからないですよ!」とありがたいお言葉を頂戴いたしました。
ご主人のこだわりが随所に見られる、T様邸の地下室「グランドルーム」。趣味・仕事に没頭できる空間は僕にとって大変うらやましく、いつか僕もFG's地下室でT邸のような男の空間を実現したいと思ったのでありました。しかし、あのクラゲには本当に驚きました。
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